仕事と身内
世間ではもう仕事始めですが、まだまだ正月気分の山野辺です。
実は私も本当は仕事始めなのですが、今年は訳あってお正月延期中です。
というのも、2018年一発目のブログにもありましたが喪中の身なんです。
日付変わって昨日はおじいちゃんの四十九日でした。
そのための、儀であったり納骨と日中は動いておりました。
まぁ別に私は故人の孫という立場なので特別何かをするって事もありませんが、
冠婚葬祭があって久しぶりに葬儀のために帰って何年ぶりなんだという伯父伯母などにも会い、
よくあるというか最近抱負の記事とかにも書いてある結婚だったりいろんな事を聞かれる歳ですよ。
ちなみに、年上の従兄弟たち(といっても10歳くらい上ですが)は結婚もして、子供も生まれて、
亡くなったおじいちゃんに曾孫の顔も見せることが出来た、
素晴らしい親孝行ならぬ祖父母孝行。
結婚適齢期である私に矛先が向けられた訳です…。
…ようやく実家に帰りたくない親戚に会いたくないっていう人の気持ちが分かるようになりました
実はまだ甥っ子姪っ子には会ったことはないので、お年玉は回避してます笑
…婚活パーティーとか参加したほうがいいのかな?ww
たまにはシャバに出た方がいいのか…。
いいもん!
私には入手しなきゃいけない日向くんという刀剣男士がいるんだもん!!
(きっとこんなんだから結婚出来ないって言われるんだろうな…)
話はがらっと変わりますが、今回が大人になってから初めての冠婚葬祭でした。
今やっている仕事も実はちょろっと関係しているので、
仕事はじめだからちょこっっと書いておこうかなと思います!
(私って真面目な仕事人間!笑)
今の仕事は相続に関わる仕事をしておりまして、
簡単に言うと如何に相続税を払わないようにして財産を継承していくか
というのを土地を使って対策をうつように促すというのが仕事です。
よくテレビでやってる遺産相続で揉めてる段階のその先のお話です。
なんとか無事に分けた相続に対して受け取った人は相続税という税金を納めることになります。
といいつつも、控除が大分効くので相続税を支払うのは人口の1割くらいなので大半の人には関係ない事ですし、
土地という不動産(動かない財産)を持っているのに、お金などの動産(動く財産)が余り無いって方々向けてのお仕事なので、
対象となるお客様も少ない非常に厳しい世界です。
…あっちなみに私は別に大学の法学部とか卒業してたり資格なんて何もないので、
スーパーアバウトな話しか出来ませんので悪しからず…。
そんな極わずかな困っている方のために我々みたいな仕事があるわけなのですが、
ある意味、故人の死はこの仕事のゴール地点とも言えるのです。
相続は故人がなくなってから10ヶ月以内に誰にどれくらい分けるかを決めなければならないし、
それ相応の納税をしなければなりません。
亡くなる前に対策を打たないと手遅れになってしまう。
でも、人の死なんていつどうなるかなんて分らないし、私だって明日死ぬかもしれない…。
そんな見えない不安というか敵に早く気づいて対処する。
対処出来れば納税をする必要すらなくなるし、
かなりの節税が見込めることもあります。
税金は現金でしか納税出来ないので、お金さえあれば別に構いませんが…。
いきなり数百万円納税してね!なんて言われても親がいくら持っても子に行き渡っていなければ意味のない話です。
まだまだ我々は道半ばですが、葬儀の段取りや日にちを決めて、儀を行って、
財産分与の前にいろんな手続きを取って
どれくらい故人名義であるのかを全て調べて、
分与してってやること盛りだくさん。
遺族の気持ちを無視したところでやることはいっぱいあるなぁとせっせと段取りを決めている親たちの背中を見て感じました。
いざ自分が段取りを決める立場になると…ていう日はあまり想像したくはありませんが、
この仕事に触れたことでいろいろ冠婚葬祭も味方が変わりましたね。
…遺書とか立派なあれじゃくてもいいから、
一時流行ったエンディングノートくらいは書くべきなのかなぁと
結婚とかそれ以前に自分の死について考えるのでした。
(パソコンとかスマホのデータとかいろいろと…ね)